最終合格した第二志望の市役所に内定辞退の連絡をした話

都内の民間企業に勤めていたわたしですが、仕事へのやりがい等に疑問を抱き、地方公務員への転職を決意しました。
第一志望を地元の県庁、第二志望を都内の某市役所にターゲットをしぼり、経験者採用試験(中途採用試験)を受験したわけです。

平日、仕事が終わってからの毎晩2時間の勉強や、運もあってか、県庁・市役所ともに最終合格することができました

ただ、時系列的に言いますと、第二志望の市役所からの最終合格の通知が8月、第一志望の県庁からの最終合格の通知が10月だったこともあり、県庁の最終結果が出るまでの2か月間、市役所の合格をキープさせていただいていた格好になりました。

その2か月間は、10月に県庁に最終合格したら、市役所に「辞退」の連絡をしないといけないんだよなと悶々と過ごしていたことを記憶しています。

今回は、市役所に採用内定辞退の連絡をした時のことをお話しします。


内定を辞退する場合は、公務員だろうと民間だろうと、とにかく誠実に対応すべきだと思い、わたしは「電話」と「手紙」にて、辞退を申し入れ、謝罪を行いました。

10月某日、都内某市役所の総務部人事担当者に電話をしました。

新卒の時に、就職活動の結果、3社から内定をもらっていたわたしは、2社に内定辞退の連絡をした経験があったのですが、それ以来の辞退・謝罪電話になりました。

でも、学生の時は、嘘つきました。

正直に、
「△△社から内定をもらい、そちらに入社することにしたので、貴社を辞退します」
と伝えることができず、

わたしは、
「資格試験の勉強をするため、留年することにしました」
と伝えたのでした。

「別の会社に就職すること」をはっきり伝えることに怖気づき、「就職自体をとりやめ、資格試験の勉強に方針転換した」と、嘘をついたのです。


しかし、社会人での経験を積み、このときは、はっきりと、
「地元の県庁に最終合格し、家族とも相談した結果、そちらを選ぶことにしました。申し訳わりません。別途、辞退する旨を記述した文書を郵送させていただきます」
と、伝えることができました。

そして、市役所の人事担当者も、「分かりました」と言ってくれました。


電話のあと、すぐに内定辞退文書の執筆にとりかかりました。
もう学生ではなく、転職活動中の社会人なのだから、電話だけで済ませるのは失礼だという思いが、とても強かったです。

わたしは、辞退の文書にも、正直に「地元の県庁に合格したから、貴市の内定を辞退する」旨を明記しました。

以下にその時書いた内容を示しますので、テンプレートとしてご活用ください。

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某市総務部人事課 御中

拝啓

爽秋の候、ますますご発展のこととお慶び申し上げます。

先日は、某市職員採用試験(事務(社会人))について、最終合格のご連絡をいただき、ありがとうございました。
みなさまの温かいご対応に大変感謝しております。

さて、先に、お電話でも申し上げましたが、大変勝手な都合で申し訳ありませんが、採用辞退をさせていただきたいと存じます。

一旦採用候補者名簿に登載していただきながら、採用辞退を申し出ることは私としても大変心苦しく、ずいぶん悩みました。

しかしながら、私の地元である△△県の県庁から最終合格の通知をいただき、決断させていただきました。

ご迷惑をおかけして、申し訳ございません。

転職活動中に、貴市の皆様から学んだことは限りなく多く、心から感謝しております。
勝手な申し出、お赦しください。

今後は、遠くからではございますが、貴市のますますのご発展をお祈り申し上げます。

敬具

平成2X年10月X日

東京都△△区□□1-1-1  ふぐた とらお

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某市役所のみなさま、その節は本当にありがとうございました。